2019/08/08  [ お知らせ

建造実績・二輪屋台:菊川市「長池」

山本建築が実際に手掛けた祭り屋台の建造実績をご紹介したいと思います。今回は菊川市「長池」です。

初代となる屋台は、1976年(昭和51年)に購入された中古屋台。その後、1989年(平成元年)に現在も使用されている二代目となる屋台が新造されました。

二輪屋台の大きさは、全長約5.5メートル、全高約3.5メートル、幅約2.2メートル。厳選された天然木のヒノキ材を採用しています。

屋台本体は山本建築が携わり、彫刻は古村木材工芸所(富山県高岡市)、車輪は村松勝利が手掛けています。

彫刻は、正面欄間に毘沙門天、弁財天、長池の文字。御簾脇に恵比寿、大黒。背面欄間に福禄寿、布袋、寿老人。脇障子に鯉と滝。左右欄間に雲と龍。支輪に十二支と鶴、亀。虹梁にも鶴と亀。正面梁の木鼻に唐獅子左右ふりむき。肘木の木鼻に唐獅子十体。腰長押に波と千鳥。

以上のように、めでたい物事の兆しとされる動物や七福神などを各所に配した形となっています。長池の団結と協力の象徴でもあり、貴重な文化財として後世に残る祭り屋台が完成しました。