漆塗

漆塗

日本で古くから植栽されるウルシ科の落葉高木で、その樹液の名称にもなっている漆(うるし)。美しい光沢と防湿性、防腐性から工芸品や食器類にも多く採用されています。
漆塗りは数々の細かい工程を経て、最終的に美しい光沢に仕上がります。繰り返し、繰り返し、漆を塗り、最後には磨きを掛けるのです。伝統の文化と技術が、その輝きをより一層引き立てています。
ご予算に応じて、代用漆を採用することも可能ですが、祭りという晴れ舞台に本漆塗りの屋台で颯爽と駆け抜けて、町に華を添えてみてはいかがでしょうか。

螺鈿細工

夜光貝や蝶貝などの貝殻を、漆で塗り重ねて装飾する技法、螺鈿(らでん)細工。螺は貝を、鈿は飾りを意味します。真珠のような美しさが輝きを放ちながら、各地域の伝統的な文様や象徴、縁のある物語を描き出します。

龍泉塗り

山本建築と漆職人により、日本の綺麗な色合いを基本に、角度によっては七色に輝く、龍泉(りゅうせん)塗りを考案。伝統を受け継ぎながらも現代に新たに生まれた祭り屋台に似合う漆塗りの手法で、今までにない表現力が加わりました。

梨地塗り

梨の肌のような表面で、金や銀、錫(すず)などの粉が、ちりばめられた漆の塗り方。落ち着いた大人の綺羅びやかさを漂わせます。

木地呂塗り

木の目や柄を活かす漆の塗り方、木地呂(きじろ)塗り。ケヤキなどに適している手法で、木の本来の自然の美しさを際立たせます。

白檀塗り・高蒔絵

漆の中に金箔を閉じ込める技法、白檀(びゃくだん)塗り。内部から輝きを放つ美しさが屋台を包みます。漆を盛り上げて重ね塗りを施した高蒔絵(たかまきえ)。白檀塗りと高蒔絵の組み合わせによって、生命感のあふれる唐獅子親子と唐草が完成しました。